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【2021年12月】格闘技TIMES ~総合格闘技(MMA)編~

MMA
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【結果】BELLATOR 272

セルジオ・ペティス vs 堀口恭司

日本時間の12月4日、アメリカにて開催された総合格闘技『Bellator 272』でバンタム級タイトルマッチが試合が行われました。
チャンピオンのペティス選手は今年の5月に当時Bellator世界バンタム級チャンピオンだったフアン・アーチュレッタ選手に挑み、見事に勝利しベルトを奪取。
そして今回がペティス選手がチャンピオンとしての初タイトルマッチ。
相手はRIZIN同級チャンピオンの堀口恭司選手。
堀口選手は昨年大晦日に当時のチャンピオンでもあり、過去に一度負けている朝倉海選手に見事リベンジし王座奪還!
この試合は、その後の初戦となります。

じつは堀口選手とペティス選手は同時期にUFCに在籍していたけど対戦はなし。今回が初対戦。
セルジオ・ペティス

身長:168cm リーチ:175cm
生年月日:1993年8月18日
MMA戦績:27戦22勝(8フィニッシュ)5敗
UFC在籍時にフライ級で1位までいったことのある強豪。
元UFCライト級王者のアンソニー・ペティスを兄にもつ。
アクロバティック技と性格なカウンターを得意としている。
また柔術黒帯の持ち主でギロチンチョークなども仕掛けてくる。

堀口恭司

身長:165cm リーチ:168cm
生年月日:1990年10月12日
MMA戦績:33戦29勝(18フィニッシュ)4敗
過去に、憧れでもあった山本”KID”徳郁のいるKRAZY BEEに所属。
その後、現在のアメリカン・トップチームに移籍。
伝統派空手をバックボーンにもち、遠い間合いからの素早い出入りでの攻撃を得意にしている。
UFC在籍時は、フライ級3位までいっている。
また、絶対王者のデメトリアス・ジョンソンとのタイトルマッチも経験。結果は試合終了まで1秒のところで一本負け。
UFC契約満了後にBellatorから好条件のオファーを受けるも「お金は問題じゃない」と断り、日本のMMAの成長のためにRIZINに参戦した。

試合は3Rまで試合を有利に進めるも、4Rに左バックハンドブローにより失神KO負け。衝撃的な負け方だったため脳へのダメージ等が心配されましたが、担架で運ばれる際に拳を挙げてファンに無事をアピールしていました。

その後、自身のYouTubeチャンネルでも無事だということを報告していました。とりあえず一安心。

なおこの試合の前には、2022年開催予定の優勝賞金100万ドルを賭けた、Bellatorバンタム級グランプリへの堀口選手の参戦も発表されていました。

【結果】UFC 269

激闘のUFC269の試合を数試合ピックアップして紹介

2021年、ナンバーシリーズ最高の締めくくり チャールズ・オリヴェイラ vs ダスティン・ポワリエ

絶対王者・ヌルマゴメドフが引退し、その後のUFCライト級王座決定戦に勝利し新王者となったオリヴェイラ。
12月14日に同級1位のポワリエとタイトルマッチを行いました。

チャールズ・オリヴェイラ

身長:178cm リーチ:190cm
生年月日:1989年10月17日
MMA戦績:41戦32勝(29フィニッシュ)8敗
ライト級でUFCデビューするも敗戦をきっかけにフェザー級に階級を落とす。
フェザー級では勝ち越していたもののトップ選手には負けており、無理な減量もあり4度の体重オーバーしている。
その後、再びライト級に階級を戻すと一度負けはするもののポイエー戦までに怒涛の9連勝中で勢いに乗っているファイター

ダスティン・ポワリエ

身長:175cm リーチ:183cm
生年月日:1989年1月19日
MMA戦績:36戦28勝(21フィニッシュ)7敗
ここでは名前をポワリエと読んでいるが、ポイエーやポーリエと呼ばれることもある。
堀口恭司選手と同じアメリカン・トップチームに所属。
UFCのスーパースター、コナー・マクレガーと3度対戦し、2勝1敗と勝ち越している。
子どものころは、かなりヤンチャだったポワリエだが、現在は寄付などの慈善活動を行っている。

試合はポワリエが1Rダウンを奪うシーンもあるも、グラウンドの展開でオリヴェイラが有利に。そして3R、オリヴェイラがバックをとり、リアネイキッドチョークによる一本勝ち。これで連勝を10に伸ばしました。

 

サプライズ!!アマンダ・ヌネス vs ジュリアナ・ペーニャ

UFC女子バンタム級タイトルマッチ。王者ヌネスの6度目の防衛戦。
戦前の予想ではヌネスの圧倒的有利が多数!

アマンダ・ヌネス

身長:175cm リーチ:175cm
生年月日:1988年5月30日
26戦21勝(17フィニッシュ)5敗
現UFCフェザー級とバンタム級の2階級制覇王者。女子としては初の二階級制覇王者の強豪。
過去には現・UFC女子フライ級王者でパウンド・フォー・パウンドでも1位のヴァレンティーナ・シェフチェンコやロンダ・ラウジーら強敵からも勝利している。

ジュリアナ・ペーニャ

身長:170cm リーチ:175cm
生年月日:1989年8月19日
15戦11勝(8フィニッシュ)4敗
2013年のTUF女子バンタム級優勝
2018年に娘の出産を経験しているファイター

試合は1R、前半はヌネスがカーフキックや関節蹴りを見せるスタンドの展開。後半、グラウンドでもヌネスが上になるもペーニャがアームロックを狙い抵抗。
2R、スタンドでの打ち合いになるもジャブを効果的に当てるのはペーニャ。その後、金網際でクリンチ状態となり、ペーニャが倒しグラウンドへ。そこからすぐにバックをとりリアネイッキドチョークでペーニャの一本勝ち。
圧倒的不利と思われていたペーニャがUFC史上屈指のアップセットおこした。

この展開に会場は大盛り上がりでしたね♪

RIZIN

2021年、RIZIN.33 。
バンタム級グランプリ優勝者が決まるこの大晦日大会。朝倉兄弟やRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ選手、YouTuberでもあるのシバター選手など注目選手が集まるこの大会。
ぜひ注目してもらいたい対戦カードを紹介

絶対女王・浜崎朱加 vs 超新星・伊澤星花

圧倒的なキャリアと経験の差のあるマッチアップにみえるこのカード。
しかし、ほぼ無名とも思われがちな伊澤選手を調べていくと「もしかしたら…」と思わせる部分が⁉
ここでは超新星・伊澤星花選手をピックアップして紹介

伊澤星花

身長:157cm リーチ:???cm
生年月日:1997年11月1日
MMA戦績:4戦4勝(1フィニッシュ)0敗
DEEP JEWELS ストロー級王者
バックボーン:レスリング、柔道
レスリング、柔道、さらには相撲で全国の舞台で活躍。
そして学力の方も優秀で、教員免許も持っているとのこと。
2020年、DEEP JEWELS 31でDEEP JEWELSストロー級王者の本野美樹と対戦。
ノンタイトル戦ではあったもののプロ2戦目で王者に勝利。
その後、2021年6月のDEEP JEWELS 33のストロー級タイトルマッチで本野美樹と再戦し一本勝ちで王座獲得。
同年10月には大晦日にRENA選手と戦うパク・シウ選手に勝利している。

浜崎朱加

身長:158cm リーチ:???cm
生年月日:1982年3月31日
MMA戦績:26戦23勝(13フィニッシュ)3敗
現RIZINスーパーアトム級王者
元Invicta FCアトム級・DEEP JEWELS ストロー級王者
アメリカの老舗MMAサイトで、アトム級・世界2位にランクされていた。まさに日本の女子格闘技界のトップ

プロキャリアで20年、20試合以上の差がある両選手。
プロ戦績わずか4戦の伊澤選手が絶対女王に挑むという無謀なマッチアップにも見える。
しかし、試合映像を見ると、わずか4戦のなかでも確実に、驚異的なスピードで進化しているようにみえる。
戦前の予想では伊澤選手が圧倒的不利と思われるが、その驚異的な成長スピード、無敗の勢いがどこまで浜崎選手を苦しめるのか⁉
それとも絶対女王が格の違いを見せつけるのか⁉
もし伊澤選手が勝つことになれば、まさに超新星の誕生‼
ぜひ、日本の女子格闘技の未来を占う一戦を見届けましょう!

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