有機ELディスプレイって何?
有機ELディスプレイとは有機物質というものを発光させて映像を映し出すディスプレイ。
ちなみに液晶ディスプレイは、簡単に説明すると、色のついたフィルターにバックライトの光を通して色を出しています。
つまり有機ELディスプレイの方がよりシンプルな構造となり、薄いディスプレイになるというメリットがあります。
有機ELディスプレイのメリット
- ディスプレイうを薄くできる。
- 映像が色鮮やかでメリハリがある。
- 動きのある映像につよくスポーツやゲームに適している。
- ブルーライトの発生量が液晶ディスプレイに比べると少なく、目に優しい。
- 黒の表現力にすぐれている。
- 斜めから見ても、明るさなどが変わりにくく見やすい。
有機ELディスプレイのデメリット
- 価格が高い。
- 長時間同じ画面にしておくと、画面の焼き付きの恐れがある。
- 最高輝度では液晶に劣るため、直射日光のあたる屋外などでは液晶よりも見にくいこともある。
有機ELモデルは何が変わった?
・ディスプレイが有機ELになった。
・画面サイズが6.2インチ(液晶モデル)から7.0インチ(有機ELモデル)に大きくなった。
・本体サイズの横幅が3㎜だけ大きくなった。
・本体重量が22gだけ重くなった。
重さの違いはあまり感じない。
・Nintendo Switchドックに有線LAN端子が搭載
液晶モデルでは基本的にネット接続は無線LAN(Wi-Fi)で、有線接続するためには、別売りの有線LANアダプターが必要でした。
有機ELモデルでは有線LAN端子が標準搭載となったため無駄な出費がなくなりました。
・本体の保存メモリーが32GBから64GBにアップ
保存容量は別売りのmicroSDカードを買うことで容量を増やすことは可能でしたが、セーブデータは本体にのみ保存される仕様になっています。
つまりセーブデータの数が増えてくると、別のセーブデータを消す必要があるのです。
本体の保存メモリーが2倍にアップしたことで、容量不足も解消されるのではないでしょうか。
・背面スタンドが進化
液晶モデルの背面スタンドは細く、安定感もなく、ポロッと外れることも。
しかも角度は固定…
有機ELモデルでは幅もかなりワイドなスタンドとなり、安定感は抜群。
さらに角度も自在に変えれるようになっています。
・スピーカーも進化
・価格は約5000円アップ
液晶モデルは税込32,978円でしたが、有機ELモデルでは税込37,980円となっています。
残念ながら変わらなかった点も…
・バッテリー接続時間はそのまま(4.5~9時間)
※遊ぶソフトによって変動あり
※液晶モデルのswitchにも旧モデルと現行モデルがあり、旧モデルの場合は2.5~6.5時間
・CPU等の処理能力は変わらず
・4K映像に対応せず
結局、有機ELモデルはアリ?ナシ?
正直、TVモードでやる人には、買うメリットは少ないかもしれません。
画面の大きさや、キレイさ、スピーカー性能、どれもTVモードでは関係なくなりますからね…。
ただ、これから買う人は有機ELモデルがいいんじゃないかと思います。
わざわざ買い替える必要はないかもしれませんが、今使っているswitchが壊れたとか、初めて買う人なら、5,000円の違いならより良いものを選ぶのもアリかなと思います。
TVモードには対応していないけど、とにかく安い!
価格は21,978円